13年ぶり韓国から戻った対馬の仏像、特別公開始まる 結縁文も展示

エリアリポーター・佐藤雄二
2012年に長崎県対馬市の観音寺から盗まれて韓国に持ち込まれ、今月12日に戻ってきた県指定有形文化財「観世音菩薩(ぼさつ)坐像(ざぞう)」の特別公開が、対馬博物館(同市厳原町今屋敷)で16日から始まった。6月15日まで。
13年ぶりに戻った仏像は、いったん観音寺で法要が行われた後、防犯上の観点から同博物館に寄託された。特別公開の後、燻蒸(くんじょう)などの作業を経て、10月以降に平常展示する予定。
初日に訪れた観音寺の村瀬辰馬・檀家(だんか)総代長(70)は、仏像に「落ち着かれましたか」と声をかけた。取材に「今回の出来事が、韓国と日本が仲良くできるきっかけになればと願っている」と話した。
特別公開では、仏像が14世紀に朝鮮半島で造られた経緯などが記された結縁文も展示されている。平常展の観覧券(一般550円)が必要。対馬市民は住所を証明する書類の提示で無料。木曜休館。
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